P君のお部屋

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「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/07/24 (Sun) 07:50:40



金関 恕氏が発見した国宝・中平銘鉄刀(東大寺山古墳出土)。
その鉄刀の主、和邇氏とヒミコは繋がるのか。

繋がります。
和邇氏はトヨから始まります。

    事代主
     ┣━━━━━━━━━━━━┓
   天日方奇日方(鴨王) ヒメ(踏鞴五十鈴)媛━━神武
     ┣━━━━━━━━┓
    建飯勝    渟名底仲媛━━ 安寧
     ┃           ┃
    建甕尻          息石耳    ※ヒメ踏鞴(248年没)
     ┃            ┃
    豊御気主         トヨ津媛━━ 懿徳
     ┃              ┃
   大御気主            孝昭
     ┃             ┃
    阿田賀田須       天足彦国押人命
                  ┃
                和邇日子押人命
                 ┣━━━━━━━┓
               彦国姥津命    姥津媛(開化天皇妃)
   ┏━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━┳━━━━━━┓
 伊富都久命          彦国葺命   小篠命    乙国葺命
  ┏━━━━━━┳━━━━━━━┫   【丈部氏祖】 【吉田氏祖】
 彦忍人命   建耶須禰命    大口納命        【飯高氏祖】
(武社国造)    ┃       ┣━━━━━━━┳━━━━━━━┓
       八千宿禰命  難波根子武振熊命   彦汝命     真侶古命
      (吉備穴国造)  【和邇氏祖】  【葦占氏祖】  (額田国造)


邪馬台国の都はヒメ踏鞴やトヨ津が住んだ葛城、奈良県御所市。
魏志倭人伝の女王国とは葛城王朝でした。

神武東征紀とは、実際には女王国であった史実を隠ぺいするための大袈裟な記述であった事が分かります。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/08/27 (Sat) 13:24:06

> ここで仰っている倭国とは名古屋辺りを中心とした国を指しているのでしょうか?
 それとも、他の意味があるのでしょうか?

倭国とは弥生時代の青銅器文明の範囲、北部九州から中部あたりまでで、
その倭国の極南界が奴国=名古屋(実際には東ですが)ではないかと考えてます。
夏の日の出の方角を東と考えたなら、名古屋は南になると考えてます。


> 東海系が多いということは、何処かで読んだ気がします。
> お教え願います、その東海系の土器の年代について知りたいのです。
> 参考になる、サイトをお教え下さります様にお願い致します。


私も詳しいことは分からないのですが、
画像の纏向1式は弥生時代後期から古墳時代開始まで
纏向2式は古墳時代開始から3世紀中頃まで、
纏向3式は中頃から箸墓古墳の3世紀後半を経て4世紀ころまでという感じでしょうか。

石見物部神社社伝ではウマシマジと天香山は東海を平定後、北陸山陰に抜けてますから、
この図の纏向1式の東海土器、北陸・山陰土器の多さと符合するかと思われます。
そして纏向2式になって突然、関東土器が登場します。
これは纏向型古墳群が関東千葉に現れることと符合するのではないかと考えてます。
卑弥呼の死後に立った男王(=タケミカヅチ)に随伴した物部系の経津主神こと香取神の千葉進出と符合するわけです。

纏向遺跡に突然関東土器が現れる謎はそれでしか解けないと考えてます。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - 滑安房守

2022/08/27 (Sat) 08:35:15

p君様

お教え有難うございます。

>>安房守は、奴国は九州であると考えております。

>私もそう考えてます。
>しかしもう一つ別の奴国があったという説です。
>それが那古野が語源の名古屋ではないかと考えてます。
>あの巨大な濃尾平野がクニと認識されていないはずはなかろうと考えてます。

 なるほど、もう一つの奴国ですね。
 そこまで、考えが及びませんでした。

>そして「光武賜以印綬」の倭国の極南界の奴国は名古屋ではないかと考えてます。

 ここは、安房守と考えが違うところですね。
 安房守は単純ですから、後漢は名古屋までは認識できなっかた気がしています。

>だからヤマトのウマシマジと天香山命が倭国=名古屋を攻めたと考えてます。

 すみません、お教え下さい。
 ここで仰っている倭国とは名古屋辺りを中心とした国を指しているのでしょうか?
 それとも、他の意味があるのでしょうか?

>以降、尾張氏が国造を務めた故「尾張国」と呼ばれるのではないか、と考えてます。
>また纏向遺跡の外来搬出土器に東海系が多い理由ではないかと考えてます。

 東海系が多いということは、何処かで読んだ気がします。
 お教え願います、その東海系の土器の年代について知りたいのです。
 参考になる、サイトをお教え下さります様にお願い致します。


>>狗奴国は、p君様が述べられている様に、浜松磐田を含めて、名古屋湾の東側に有ったと安房守は考えています。
>>戦闘などに用いた鐵具の原料は、高師小僧を使っていたのではないかと想像しております。
>>案外、諏訪、北陸、出雲などのルートがあったのかも知れません。


>自分は今、中央構造線に注目しています。
>大和から東に向かい海を越えれば知多半島になります。
>そして久努国=浜松から北に伸び、タケミナカタの諏訪に向かい、やがてタケミカヅチの鹿島に向かう。
>これは日本の古代史を説明できる「中央道」であったのではないかと考えてます。

 安房守と全く同じであるとは思いませんが、似たお考えだと思っております。
 黒曜石の産地もあり、仰るとおりの可能性は高いと考えます。

有難うございました。
また、お教え願います。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/08/27 (Sat) 00:02:58

安房守さま


> 安房守は、奴国は九州であると考えております。

私もそう考えてます。
しかしもう一つ別の奴国があったという説です。
それが那古野が語源の名古屋ではないかと考えてます。
あの巨大な濃尾平野がクニと認識されていないはずはなかろうと考えてます。

そして「光武賜以印綬」の倭国の極南界の奴国は名古屋ではないかと考えてます。
だからヤマトのウマシマジと天香山命が奴国=名古屋を攻めたと考えてます。
以降、尾張氏が国造を務めた故「尾張国」と呼ばれるのではないか、と考えてます。
また纏向遺跡の外来搬出土器に東海系が多い理由ではないかと考えてます。


>狗奴国は、p君様が述べられている様に、浜松磐田を含めて、名古屋湾の東側に有ったと安房守は考えています。
>戦闘などに用いた鐵具の原料は、高師小僧を使っていたのではないかと想像しております。
>案外、諏訪、北陸、出雲などのルートがあったのかも知れません。


自分は今、中央構造線に注目しています。
大和から東に向かい海を越えれば知多半島になります。
そして久努国=浜松から北に伸び、タケミナカタの諏訪に向かい、やがてタケミカヅチの鹿島に向かう。
これは日本の古代史を説明できる「中央道」であったのではないかと考えてます。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - 滑安房守

2022/08/24 (Wed) 10:24:43

p君様

>ちょうど今から一月前、夏至の頃、普段自分が想定してる以上に、「北」の方角から日が昇ります。
>ということは東が南になります。


>「女王国より北は、その戸数、道程を簡単に記載し得たが、その余の旁国は遠く険しくて、詳細を得られなかった。次に斯馬国(中略)次に奴国が有り、ここが女王の境界の尽きる所である。その南に狗奴国が有る。」

>斯馬国=伊勢志摩

>奴国=那古野が語源の名古屋

>狗奴国=浜松磐田

>狗奴国は女王の境界の尽きる所=奴国の南になります。

 なるほど、そうお考えなのですね。
 安房守は、奴国は九州であると考えております。
 地図を見ましたが、奴国の位置をここに持ってくるのは難しい気がします。

後漢書で、狗奴国は、邪馬台国から海を渡って東側とあった気がします。
其々の國名を示す文字は異なっていたような記憶が有りますが、ここでは失礼いたします。

この、後漢書に記載のある「狗奴国は邪馬台国の東・・・」とある原典は失われているので、西暦の何年ごろの事であったか、判りません。
しかし、後漢は魏に禅譲して事実上滅びたのが、西暦220年です。
それ以前に、その様に書かれていた書から、「狗奴国は邪馬台国の東・・・」と言う時代が有ったと、中國人は考えて(信じて?)いたのでしょう。

一方、魏志倭人伝では狗奴国は邪馬台国の南とあります。
張政が狗奴国と邪馬台国間の紛争で派遣されたのが、247年です。
紛争が始まったのは、247年より前のことだったのでしょう。

何を言いたいかと言うと、220年より以前のある時までは、狗奴国は、邪馬台国から見て海を渡った東側にあった(と後漢書にある)。
247年には、狗奴国は邪馬台国の南側にあり、戦闘状態であったと考えられます。
この20年くらいで、狗奴国が、勢力範囲を広げて、海を渡って、邪馬台国の南方に達していたと、安房守は考えています。

そうすると、後漢書で述べている事と、倭人伝にあること、つまり狗奴国の勢力範囲がが邪馬台国から見て東から南に変わったことを受け入れることが出来る様に思うのです。

狗奴国は、p君様が述べられている様に、浜松磐田を含めて、名古屋湾の東側に有ったと安房守は考えています。
戦闘などに用いた鐵具の原料は、高師小僧を使っていたのではないかと想像しております。
案外、諏訪、北陸、出雲などのルートがあったのかも知れません。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/08/20 (Sat) 19:05:58

 247年、あるいは248年の卑弥呼の死後。

 更立男王 國中不服 更相誅殺 當時殺千餘人
 復立卑彌呼宗女壹與年十三為王 國中遂定 政等以檄告喩壹與
「さらに男王を立てる。国中服さず。さらに相誅殺し、当時、千余人を殺す。また、卑弥呼の宗女、壱与、年十三を立てて王と為す。国中遂に定まる。政等は檄を以って、壱与に告諭す。」

この千余人が死ぬ騒乱の男王とは誰であろうか。
私は以前、安寧ではないかと書いたことがあるが撤回する。
この男王とは、スレタイトルの系図左端の事代主の曾孫・建甕尻ではないかと考える。

先代旧事本紀・巻第四「地祇本紀」

(スサノオ)五世孫、建甕尻命たけみかじりのみこと。またの名は建甕槌命たけみかつちのみこと、
または建甕之尾命(たけみかのおのみこと)。
この命は、伊勢の幡主の娘・賀貝呂姫がかいろひめを妻として、一男をお生みになった。


卑弥呼の死後に立つ男王とは建甕槌命(たけみかつちのみこと)、つまりタケミカヅチこと鹿島神ではないか。

記紀では卑弥呼を隠すために意図的に神代に設定されているが、
タケミカヅチとタケミナカタの戦いこそが、魏志倭人伝に書かれた卑弥呼の死後に立つ男王の千人が死ぬ騒乱の事ではないか。
その証拠に、タケミカヅチに随伴する物部系の経津主神こと鹿取神は千葉に痕跡を残す。
それを裏付けるように、千葉に神門古墳群という纏向型古墳群が現れる。
その時期は3世紀中頃、卑弥呼の死亡時期にピタリと合う。

タケミカヅチと経津主神とタケミナカタは狗奴国(久努国=浜松・磐田周辺)を攻める。
理由は分からないが、タケミカヅチとタケミナカタが仲たがいし争う。
タケミナカタは敗走し、天竜川を遡上、大鹿村や豊丘村に痕跡を残し、諏訪に至る。
そして追いかけてきたタケミカヅチの軍勢と激しく戦い、血が隈なく流れ、血隈川(千曲川)となり、
大地は血で染まり、血野(現・長野県茅野市)となる。

そして諏訪にタケミナカタを閉じ込め、タケミカヅチと経津主神、そして道案内の久那戸神は関東に至る。
それぞれ鹿島神宮、鹿取神宮、息栖神社に祀られ、それらは東国三社となる。

荒い筋書き、「荒筋・粗筋」だけれど、今の所このように考える。

特に、千葉・神門古墳群=3世紀中頃、この時代説明はこれでしかできない。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/08/20 (Sat) 12:55:08

画像載せておきます。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/08/04 (Thu) 12:27:18

参考までに

中田憲信「諸系譜」より

三上、中臣、物部、鴨の相関系図

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/08/04 (Thu) 07:02:28

>>1の系図、根拠を書き忘れていました。

・日本書記
・富士宮市富士山本宮・浅間大社所蔵「和邇氏系図」
・先代旧事本紀・巻第四「地祇本紀」

この三つを合成したもので私の創作は一切入っていません。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/07/29 (Fri) 17:47:39

橘さん、その通りです。

あとこの画像を貼っておきます。
もう少し奇麗に出来ればよかったのですが。


ちょうど今から一月前、夏至の頃、普段自分が想定してる以上に、「北」の方角から日が昇ります。
ということは東が南になります。


「女王国より北は、その戸数、道程を簡単に記載し得たが、その余の旁国は遠く険しくて、詳細を得られなかった。次に斯馬国(中略)次に奴国が有り、ここが女王の境界の尽きる所である。その南に狗奴国が有る。」

斯馬国=伊勢志摩

奴国=那古野が語源の名古屋

狗奴国=浜松磐田


狗奴国は女王の境界の尽きる所=奴国の南になります。




Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - 橘

2022/07/29 (Fri) 12:49:39

ヒメ(踏鞴五十鈴)媛━━神武 このヒメが卑弥呼
息石耳    ※ヒメ踏鞴(248年没) この時卑弥呼が亡くなったのですね。
トヨ津媛━━ 懿徳 このトヨが女王トヨという事ですね。

Re: 「国宝」中平銘鉄刀と卑弥呼の系図 - p君

2022/07/29 (Fri) 07:34:30

この系図をプラスすれば、倭国王帥升=スサノオと判明します。

スサノオ(帥升)ーアマテラス
        オシホミミ
        ニニギ
        ホオリ
        フキアエズ
         イワレヒコ━━ヒメ(踏鞴五十鈴)媛
       綏靖
      安寧
     懿徳━━トヨ津媛

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